ネルドリップで氷出し珈琲を入れた結果
夏、と言えば「氷出し珈琲」がおススメ。
氷出し珈琲は、氷に熱い珈琲を注ぐ急冷アイスコーヒーではなく、氷が溶けてじっくり時間をかけて抽出していく方法である。その分、マイルドですっきりとした味わいでめちゃくちゃ美味しい。
お子さんと夏の実験でやってみるのも良いかも知れない。本当に美味しいアイスコーヒーが出来上がる。
【疑問】
さて、氷出しと言えば、ペーパーフィルターが主流だが、ネルドリップでやったらどうなるのかという疑問が浮かんだ。そこで、ペーパーフィルターとネルドリップを同じ環境でいれてみて比較をしてみた。
●実験●
【用意するもの】1.2人用
ペーパーフィルターまたはネルドリップ
お好きな珈琲豆 30g
常温の蒸らし水 60g(豆の2倍)
ドリップ用カップ(ペーパーフィルターの場合は重ねて使用するので2つ)
※ドリップ用カップに氷が入らない場合はザルでOK
氷 315g(豆の10.5倍)
※蒸らし水の氷を合わせて豆の12.5倍
蒸らし水を粉全体に行き渡るようにネルドリップを回しながら注ぐ。
ドリップカップに氷を入れるが、入りきらない場合はザルを使用する。
室温22℃で4時間半程、放置する。
同じようにペーパーフィルターも作る。因みに豆は、那須に本店があるshozo coffeeの風のブレンドを使用。
●実証●
4時間半程で氷がだいたい溶けきったので、試飲した結果。ネルドリップの方が抽出するまでに時間がかかったので色が濃い目に出ている。
《ペーパーフィルターの氷出し珈琲》
ペーパーフィルターの方はさらりとしてあっさり、飲みやすい。苦味もなくすっきりとした飲みやすい味わいで美味しい!
《ネルドリップの氷出し珈琲》
豆本来の旨味、味わいがギュギュギュギュ〜っと出ている深い味。最初抽出されるまで時間がかかった分の苦味が出ているけど、この豆の味が好きなので、私はすごく美味しく飲めた。苦味が苦手な場合は、氷を入れて薄めて飲むのがおすすめ。
【結果】
ペーパーフィルターもネルドリップで作る氷出し珈琲もどちらも格別に美味しかった!!
ネルドリップの方がギュギュっと旨味を閉じ込める分苦味あり。豆本来の味が楽しめる。
みなさんもこの夏、大好きな珈琲豆を使って、きんきんに冷えた氷出し珈琲を作ってみてはいかがでしょうか。
YouTube始めました↓
実験の様子を動画でアップしてます。是非見てみてください♪
https://youtube.com/channel/UCeOO1phTbnO2l0BbsKnTbug